カテゴリ:第五小
5年生 魚の食育授業:五感で味わう「天然かんぱち」
先日、家庭科室で、専門の講師をお招きし、魚の食育授業が行われました。
この授業は、子どもたちが食の大切さや命の恵みを深く理解することを目的としています。
命をいただく:魚のさばきと調理を体験
授業では、まず天然かんぱちという魚について学びました。子どもたちは、目の前に置かれた丸ごとの魚を囲み、興味津々にその特徴を観察しました。
講師からは、広い海域で活発に運動して育つ天然魚は、身が締まり、脂の量が均一ではないため、養殖魚に比べてさっぱりとした上品な味わいになる、といった話が伝えられました。
続いて、講師の方による魚のさばきと調理の実演が行われました。
調理時には、魚のさばく音や、新鮮な魚の香り、そして調理の様子を間近で観察することで、**「香りも音も味の一部」**であるという、五感を使って食を味わうことの大切さを学びました。
子どもたちは、魚が三枚におろされていく様子や、心臓などの内臓を観察し、命をいただくという厳粛な体験を通して、感謝の気持ちを育みました。
味を言葉で表現しよう
調理されたかんぱちの試食の時間が設けられました。
味付けはシンプルに、「塩を振りかけるのみ」。魚本来の旨味を最大限に引き出す調理法です。
子どもたちは、食べる前に魚に対するイメージをワークシートに書き出すなど、五感を意識しながら一口食べ、「五感で感じよう」を実践しました。
最後に、食べた魚の味を、各自が工夫して言葉で表す活動を行いました。ただ「美味しい」だけでなく、「海の中を泳ぐような味がする」「引き締まった食感だ」など、様々な豊かな表現が生まれました。
今回の食育授業は、食べ物が持つ背景や五感の大切さ、そして天然魚と養殖魚の違いを学び、食への関心を深める貴重な機会となりました。
公開日:2025年11月25日 09:00:00