カテゴリ:第五小
3年生 郷土博物館出張授業:ヤマトシジミとカタバミ

カテゴリ:第五小 3年生 郷土博物館出張授業:ヤマトシジミとカタバミ
1

2

3

コメント 2025-06-12 101430

コメント 2025-06-12 100123

6月11日(水)、小雨が降る中、3年生が郷土博物館による出張授業で「ヤマトシジミとカタバミ」について学びました。

シジミチョウとヤマトシジミ
普段、街中でよく見かけるシジミチョウは、その大きさや色が貝のシジミに似ていることから名付けられたそうです。中でもヤマトシジミは、カタバミの葉に卵を産み、幼虫はカタバミの葉を食べて育ちます。

カタバミはクローバー(シロツメクサ)とよく似ていますが、実は違う種類です。カタバミの葉は一枚一枚がハートのような形をしているのに対し、クローバーの葉は丸いのが特徴です。

葉っぱを「パクッ」!
今日は小雨のためヤマトシジミの姿は見られませんでしたが、カタバミの観察をじっくり行いました。博物館の先生から「葉っぱを1枚だけ食べてごらん」というユニークな声かけがあり、子どもたちは恐る恐る口にすると、一斉に「酸っぱい!」との声が上がりました。実は、カタバミにはクエン酸が含まれているのです。

今回の授業を通して、身近な自然の中に隠されたたくさんの発見に、子どもたちは興味津々の様子でした。

カタバミの豆知識
酸っぱいだけでなく、カタバミには私たちの体に良いとされる様々な効能があります。
胃炎、黄疸、肝炎、咽喉の炎症、泌尿器系の炎症、皮膚炎などにも良いとされています。また、カタバミを煎じて飲むと痔に効くとも言われています。

若い葉を塩で揉んで生で食べることもできます。
さっと茹でて水にさらし、絞ってから和え物にするのもおすすめです。
魚やサラダに添えたり、お吸い物やお味噌汁に入れるのも良いでしょう。
乾燥させたカタバミは、お茶にして飲むこともできます。
身近な植物が、こんなにも多くの効能や利用法を持っていることに驚きですね。カタバミについて、何か気になることはありましたか?

公開日:2025年06月16日 10:00:00
更新日:2025年06月16日 11:35:02