【タイトル】
2年生 算数「足し算と引き算のひみつ」:計算のつながりを見つける学び【本文】
先日、2年生の教室で算数の研究授業が行われました。今回の学習テーマは、一見別々のものに見える「足し算」と「引き算」が、実は背中合わせのように深くつながっていること(相関関係)を理解することです。 「逆から見ると?」図を使って関係をひも解く 子どもたちが向き合ったのは、「増えた後の数から、元の数を求めるにはどうすればよいか」といった問題です。例えば、あめがいくつかあって、3個もらったら全部で10個になったとき、最初は何個あったのか。 子どもたちは、数量の関係を「テープ図」という図に表して考えました。 「増えるときは足し算だけど、元の数を知りたいときは、全体の10個から、もらった3個をのければいいんだから……引き算だ!」 このように、図を動かしたり見比べたりしながら、足し算で表せる場面は、逆から見れば引き算の関係になっていることに、自らの手と頭を動かして気づいていきました。 「説明する」ことで深まる、算数の確かな力 今回の授業で特に素晴らしかったのは、子どもたちが自分の考えを「理由」とともに説明しようとする姿です。 「足し算の答えから片方の数を引くと、もう片方の数になるよ」 「反対のことをしているから、計算も反対になるんだね」 単に計算の仕方を覚えるだけでなく、図と言葉を結びつけて「なぜその計算になるのか」を仲間と伝え合いました。お友達のノートにある図を見ながら、「あ、本当だ。つながっているね」と納得し合う場面もあり、クラス全体で知恵を出し合って学びを深めていく、温かな活気に満ちていました。 思考の土台を築く大切なステップ 足し算と引き算の逆の関係を理解することは、これから先の算数で、計算が合っているか確かめる「検算」をしたり、より複雑な文章題を解いたりするための大切な土台となります。 先生たちも「教師道場」の研修として、子どもたちがどうすればこの「つながり」に無理なく気づけるか、どのような図を提示すれば思考が深まるかを真剣に研究しました。 自分で見つけた「算数のひみつ」は、子どもたちにとって大きな自信となります。これからも、「なぜ?」を大切に、楽しみながら考える力を育んでまいります。【添付ファイル】
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